
知絵
第3回読書会【真夜中のパン屋さん】
更新日:2020年2月15日
こんばんは、知絵です。
今回の課題図書は真夜中のパン屋さん。
読後の感想としては思っていたライトミステリーとは違ってだいぶヘビーな内容に驚かされました。
主人公を始めとした主要キャラクターがみんなとにかく過去になにか背負っているとか現在なにか問題を抱えているとか現代的とも言えるけどここまでくるとちょっと行き過ぎ?とも思えるくらい濃い設定がされている印象でした。
しかし1人1人がしっかり設定されているため1つ1つのエピソードはとてもしっかり伏線もあり、内容的には小説好きの心を掴むドラマが詰まっていると思いました。
個人的には主人公の育ちのエピドードなど少々心が重くなるときがありましたが、少しずつ環境の変化によって変わる心情がみどころかなと思いました。
この先も続いているのでのんびり追って行きたいなと思える作品です!
そしてタイトルにもあるようにパン屋が舞台で登場するパンを描く描写がおいしそうで僕は読んでる最中に何度もパンを買いに行きたくなりました笑
そんな印象から今回はパンの絵を描きました。

ふかふかのおいしいパンを作る人の心と手に取る人の心がそれぞれ読める物語だと思いますのでパンが好きな人や人間ドラマが好きな方にはオススメな小説です。
このあと勝哉ちゃんとのツイキャスもありますのでよろしくお願いします!